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横浜市浦舟ホーム

「この人は味方だ」と思ってもらえる関わりを目指して

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こんにちは。介護福祉士でチームリーダーの太田です。

今回は、「認知症チームケア推進委員会」での出来事をお伝えしたいと思います。

この委員会は、認知症のあるお客様にチームでどう関わるかを考える場です。今年度から介護保険の加算対象にもなり、施設としても力を入れて取り組んでいます。

会議の中で、介護職のIさんがあるお客様との関わりについて共有してくれました。以前は入浴や排泄のケアの際に、ご希望されず介助させていただけないことや、職員に噛みつかれることがあったそうです。ところが最近、そういった場面がほとんどなくなったというのです。

いったい何が変わったのか。Iさんたちユニットのチームで話し合った結果、気づいたことがあったのだそうです。

「自分たちの声かけが、職員本位になっていたのではないか」

お客様の気持ちを後回しに、いきなり「お風呂に行きましょう」「トイレに行きましょう」と声をかけていたかもしれない。

認知症のあるお客様にとって、それは突然目の前に現れた人から一方的に何かを迫られる体験だったかもしれない

——そう気づいたのです。

そこでチームで決めたのが、こんなアクションプランでした。

ゆっくりと視界に入るように近づき、目線を合わせて挨拶をし、少し雑談をしてから本題に入る。

とても大事なことです。これは認知症のある方に“優しさを伝える技術”とも呼ばれるユマニチュードとも通じる考え方です。

でも私が一番心に響いたのは、その後に書かれていた一文でした。

「職員は私の味方なのだと思っていただけるような声かけを行い、関わらせていただく」

技術や手順の話ではなく、「この人は敵じゃなく、味方なんだ」とお客様に感じていただくことを出発点に置いた言葉。

介護の専門職としてというより、人として大切にしたいことが滲み出ていて、思わず胸が熱くなりました。

Iさんをはじめチームのみなさんが、こんな風に日々考え、工夫し、お客様と関わろうとしていることを、私はとても誇りに思います。浦舟ホームが大切にしたいことが、まさにここにあると感じた一日でした。